静電気

▼ I N D E X
>静電気はナゼ起こる?
>静電気はナゼ冬に多い?
>静電気を撃退する!
>静電気人間はいるのか?
>身近な静電気
服を脱いだらパチパチッ!車のドアを閉めたらビリビリッ!友達に触れてもバチッ!
私って電気人間?… なわけない。これは誰にでも経験がある静電気の仕業。
特に寒〜くなるとパチパチッ!が多くなるんだよね。これにはちゃんとワケがあるのサ!なぜ?ナゼ?
今月は「静電気のナゼ?」
☆雷博士の静電気講座☆
本日の案内は私、雷博士。ナゼ雷?雷も静電気だからじゃ!
まっ、詳しい説明は後にして、早速授業を始めよう。
静電気はナゼ起こる?
ギリシヤ時代の昔からその存在を知られていた静電気。簡単にいうと物と物を擦り合せると起きる「摩擦電気」のことじゃ。
一般に使っている電気(流れてる電気)を動電気というのに対し、その場に静止している電気を静電気というのだ。
静電気のパチパチッ!を暗いところで見ると火花が見えるぞぉ!
★もっと詳しく知りたい人φ(..)
地球上の全ての物には(+)と(−)の電気が同じ量だけバランスよく含まれているのだ。
ところが他のものと擦り合わせて摩擦が起きると(+)と(−)のバランスがくずれ、安定の弱い(−)電気がはがれ、(+)電気が残ってしまう。その状態で人が金属に触れるとビリビリッ!バチバチッ!(+)と(−)が中和しようと、空気をこえて人間の体に流れるのだ。
う〜ん、科学の授業のようじゃ。わかったカナ!さっぱりわからん?((^_^;)
静電気はナゼ冬に多い?
これホント!静電気は、気温と湿度が低いと発生しやすいのだ。
水が電気を通すということは知っているだろう?だから空気中の水分は電気の逃げ道となるわけだが、冬は空気が乾燥しているから電気の逃げ道がなくなり静電気としてじっとしている。
そのため、びりっ!パチッ!静電気の発生率が高くなるのだ。
湿度が20%以下になると発生しやすいというデーターがあるぞ。
静電気を撃退する!
●「衣類のパチパチがとっても不快!友達の服には起こらないのにナゼ私だけ?」
衣類のパチパチは、服どうしが擦られる時に起きる静電気のイタズラじゃ。
静電気が起きると服が体にまとわりつくし、ゴミやホコリがついて迷惑この上なーーい!
でも、服の素材によって起こりやすい、起こりにくいものがあるし、素材の組み合わせも大きく影響してくるのだ。下の表を見るべし!
(+)とは、プラスの電気が起こりやすく、
(−)とはマイナスの電気が起こりやすい、
ということじゃ。
これを見ると、真ん中に位置する綿や絹などの天然素材は電気をためにくいということがわかる。また、この表の(+)と(−)が離れている組み合わせほど電気をためやすいのだ。
●「同じ素材のものを組み合わせると静電気は起きにくいのね。この表を見ると、ナイロンとアクリルって対極してるから発生率が高いことがわかるわ…」
そのとおり。だから自分にだけ静電気が起きると思ったら、服の素材の組み合わせを考えてみるといいかも。
洗濯の時に柔軟剤を使うと、柔軟剤の成分が水分を吸収して滑らかになるのでパチパチを防げるぞぉ。
一時的な効果ではあるけど、静電気を防止するスプレーを使うのも手。
●「車のドアに触れたときのビリビリッも静電気だよね。なんとかならないかな〜」
原因はシートと衣服の摩擦じゃ!
摩擦によって体に電気がたまり、車を降りたとき最初に触れたドアに電気が流れビリッとくるのだ。
これを防止するには、、
・金属(車のキーなど)を先にドアに接触させてからドアを触ると防げる。
(ドアを素手で触ると放電し電撃を受けるので、先に車のキーの金属部分を持って放電するのだ)
・指先は敏感で刺激が強いので、ドアを開けるときは手のひらやこぶしを使うと比較的ショックが小さい。
・車の金属部分に触らず、窓などに触れてドアを閉める。
・静電気除去グッズを使う。
その他「電気を逃がしにくい靴底だと静電気が起こりやすいので下駄(木は電気をためにくい)やわらじを履く」 なんて意見もあったぞ。。下駄履いて車の運転??危ないよ。。などなど〜。
そうそう、室内での静電気防止方法もあげておこう。車同様、ドアノブに触るとビリッとくることがあるだろう。 これは部屋が乾燥していることが原因なのだ。
・加湿器を使って湿度を上げる。
・部屋に洗濯物を干す。
・観葉植物を置く。
・電気を通しやすい(逃がしやすい)靴を履く。ホントはハダシがベスト。
・ドアノブにカバーをする。などが予防法じゃ!
「静電気って体に悪影響があるの?」って?
(^o^)ビリッ!として不快ではあるけど、有害ではないので心配はいらない。
★おまけ★ 「雷も静電気」
うっほん!雷博士の雷も実は静電気なのだ。“雷とは大気中の摩擦により雲が帯電したもの”
「さっぱりわからん!」
簡単にいうと、空気中の水や氷の粒が擦り合い、空に上がると雲に静電気がたまる。そして空気の中にたまった(−)の電気が地上の(+)電気と中和し地面に一気に放電する、この現象を雷と呼ぶのだ。
なんと10億ボルトの電気が落っこちてくるのだーーこわーーっ!
雷は大きな静電気。静電気は小さな雷といえる。
静電気人間はいるのか?
関係なーーい!
前にも言ったが、静電気が起こりやすい理由として考えられるのが着ている服じゃ。
特に衣服のパチパチッ!は、服の素材や組み合わせが大きく影響してくる。その他、空気の乾燥も考えられるのぉ。
つまり環境に原因ありだから体質は関係ない。
静電気が起こりやすい体質の電気人間はいないということっ!
身近な静電気
●「う〜ん。下敷きで髪の毛を擦るとぶわ〜っと髪の毛が逆立つよね…あれくらいしか思いつかないな〜」
下敷きね…確かにそれも静電気。(^_^;)
静電気も磁石と同じで、(+)同士、(−)同士は反発しあうけど、(+)(−)の異なる種類だとくっつこうとするのだ。その(+)と(−)が引き合う力を利用したのが、オフィスで使うコピー機じゃ。お互いにくっつこうという性質を利用して、粉末インクを紙に定着させているのだ。
空気中のゴミやチリを静電気で引き付ける空気清浄器や塗料とボディをくっつけちゃう車の塗装(静電塗装)もそう。み〜んな静電気を利用してるのだぞ〜。
●「そうなんだ〜。静電気って暮らしに役立っているんだね。
イヤよ。イヤッ!と嫌わないで身近な現象として受けとめたほうがいいかもね」
でも、あのパチパチッ!はやっぱり嫌かも…(^_^;)



