ワイン

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ワインは奥が深い。あれこれ調べて、うんちく書き出したら、本一冊にはなってしまう。 ボージョレの今年の出来はどうなんだとか、ボルドー・ワインの何年物がうまいとか、ヴィンテージがどうのとか、そういう話は「通」の人や専門書にお任せして、ここでは「ちょっとワインを飲んでみようかな〜」なんてワイン初心者のためのうんちくを書くことにしましょっ!
 
            乾杯!( ^^)/▽☆▽\(^^ ) ---------------------------------------------------------------------------------
太古の時代....ある日、岩のくぼみに落ちたブドウの果実が、発酵してアルコールになっちゃった〜。それを偶然飲んでみたら、ありゃ!これまたウマイ! これがワインの始まり〜 という説があるくらい歴史の古いお酒がワイン。
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INDEX
 
>「赤・白・ロゼ」ワインの色いろいろ  
 
>色を楽しむ 
 
>香りを楽しむ 
 
>ワインの成分 
 
>ワインと料理“ワインに合わない料理はない” 
 
>世界のワイン
 
>日本のワイン 
 
>最近人気のボージョレ・ヌーヴォってなに? 
 
>ワインに関する素朴な疑問 Q&A 

■「赤・白・ロゼ」ワインの色いろいろ


 
ワインにはいろいろな分類の仕方がありますが、最も簡単な分け方が、「赤・白・ロゼ」の色による分類です。赤・白・ロゼの色の違いは、ブドウの種類やつくり方によって生まれます。 
 
 
●赤ワイン  “すべてのワインが赤ワインになりたがってる”(フランスの諺) 
 
果皮が紫色や濃紺のブドウを使い、果皮も果実も種子も、み〜んな一緒に発酵させたものです。ワインレッドと言われるあの深〜い色は、果皮から溶け出たもので、口にした時、ふわ〜っとくる赤ワイン独特の渋みとコクは、果皮や種子に含まれるタンニンによるものです。 
 
 
●白ワイン   爽やかな口あたりは日本人好み 
 
ブドウの果汁でつくります。果皮が黄緑色の品種のブドウを使うか、または、果皮が紫色のブドウの果実だけを搾ってジュースを発酵させてつくるのが白ワインです。 
赤ワインと違って、果皮からの色素、その他種子などからにじみ出る成分が含まれないので、サラッとしていてフルーティーな味わいです。 
 
 
●ロゼワイン  爽やな酸味とほんのり甘い味は女性に人気 
 
白ワインの性質をもった、ほんのりピンク色のワインで、つくり方は、発酵までは赤ワインと同じです。赤ワインをつくる過程で、果皮からあまり色素が溶け出ないうちに果皮や種子を取り除き、発酵させてつくります。また、赤ワインと白ワインをそれぞれにつくってから、ブレンドしてロゼにする場合もあります。 
 
 
☆これもワイン☆ 
●スパークリングワイン(発泡性ワイン) 
 
華やかなパーティーによく登場するお酒が、スパークリングワイン(発泡性ワイン)。 
シュポっ!とコルクの栓を抜き、シュワシュワッとした泡といっしょにグラスに注ぎ、みんなで乾杯!するシーンは、映画にもよく登場します。 
 
スパークリングワインのつくり方は、途中までは、白ワインと同じで、ブドウの果汁だけを発酵させます。その後、ボトル又は密閉された醸造用樽の中で、砂糖とイースト菌を加えて二次発酵させます。炭酸ガスも一緒に瓶の中に封じ込めることによって、シュワシュワッとした泡になるのです。 
 
 
『シャンパンとスパークリングワインは同じもの?』 
 
スパークリングワインの代表といえば、シャンパン。 
でも、シャンパンは、シャンパーニュ地方で、厳格な決まりに従ってつくられるスパークリングワインだけに使っていい名称なのです。他の地方でつくられたスパークリングワインは、シャンパンを名乗れないのですね〜。もちろんシャンパーニュ地方でつくられても、決まりに従ってつくられてないものは、シャンパンと名乗れません。厳しい〜っ! 
 
シャンパンを表示するためには、おおまかに 
・この地方の指定栽培地で収穫されたブドウ(ピノノワール、ピノムニエ、シャルドネ)を使う 
・瓶内で2回目の発酵を行う 
・二次発酵で生じた炭酸ガスを瓶内に封じ込める 
という条件があります。 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「ワインは飲み物としては最も価値があり、薬としては最もおいしいもので、
   食物の中で最も楽しいもの」  (ヒポクラテス)
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■色を楽しむ


 
ワインは清く澄み、透明で輝いているものが良いと言われます。年数を経て熟成がすすむにつれ、また酸化がすすむにつれて色も変化します。色はワインの年代をあらわす目安となります。 
 
グラスを持ったらワインの色を見てみましょう。 
 
 
●赤ワインは、 
若いほど、紫ががっていたり青味ががった赤色で、年が経つほど、黄色味が強くなり、褐色を帯びた色に変化します。 
若いほど⇒ 青味がかった赤→ルビー色→褐色 となります。 
 
また、赤ワインの場合は、色の濃さも見てみましょう。 
色の濃さは、ワインの醸造方法に深く関連しています。色が暗く深い色合いの赤ワインは、普通しっかりとしたつくりのワインです。逆に、色が明るいワインは、軽いワインです。 
 
 
●白ワインは、 
透明もしくは薄い黄緑色や麦わらのような黄色をしています。甘口では黄味をおびた金色もあります。年が経つほど酸化して褐色を帯びてきますが、シャトー・ディケムなど、もともと糖分が多く色の濃い白ワインもあります。 
涼しい地方では比較的明るい色、暑い産地からは濃い色のワインができるようです。 
また、樽熟成を施されたワインは、色が濃くなります。 
 
また、白ワインの場合は、輝きも見てみましょう。輝きのある白ワインは、酸によってワインが生き生き新鮮であることを示します。少し落ち着いた輝きは、ワインが完全に熟成していることを示し、少し濁ったような感じはワインが衰え酸化していることを示します。 
 
 
●ロゼワインは、 
ピンク色、薄いバラ色をしています。年が経つほど褐色を帯びてきますが、長く熟成させて飲むワインではないので、キレイなピンク色のうちに飲むようにしたいです。 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「ワインのない食事は太陽の出ない一日」
                  (ゲーテ)
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■香りを楽しむ


 
ワインの香りは、開栓して、空気に触れることによって変化していきます。 
それはブドウの品種の香り→ブドウ以外の種々の要素の香り→熟成した香り 
です。 
 
クン・・クン・・それでは、かいでみましょう。 
 
 
【1】グラスをゆらさず、鼻に近づけて香りをかぐ 
 
最初の香りでワインの状態がわかります。この香りは、ブドウそのものの香り、ブドウの本来の性格が感じられる香りです。 
 
 
【2】グラスのステムを持ち、小さな円を描くように中のワインをまわす 
 
これはよく見るシーンですね。格好つけたキザな仕草ではなく、(^^;  
ワインの香りをテイスティング(ワインの色や香り、味を評価する作業)しているのです。こうすることによって、空気中の酸素とよく触れ合い、香りが強くなり、様々な香りが現れてくるのです。ワインの香りをたてて深く息を吸うようにしてかぎます。  
 
このときの香りは、発酵してワインになったときの香りで、ブドウだけではなく、種々の香りを感じることができます。“フルーティーな”“スパイシーな”“花のような”など単純なブドウ以外のものが出てくるかを感じ取るのですね。コルク臭やカビ臭い匂いがしたら品質に問題があります。 
それではクンクン。 
 
 
【3】しばらくしてから再度、香りをかぐ 
 
しばらく(30分以上)グラスを放置できれば、その時に次の香りを確認することができます。これは、若いワインより年数を経たワインに感じることができます。熟成タイプのものでは、よくキャラメルのような香りを感じることができるといわれています。 
 
ワインは味だけではなく香りも楽しむもの♪是非試してください。 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「人の心を喜ばすぶどう酒」
                (旧約聖書)
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■ワインの成分


 
一口にワインと言ってもいろいろな種類があるので、当然成分も異なりますが、ワインに含まれる主な成分は、エチルアルコール、糖分、有機酸類、ミネラル分、ポリフェノールなどです。 
 
●エチルアルコール 
 
エチルアルコールは酵母がブドウの糖分を発酵することで作られ、一般的なワインには、約10%含まれています。アルコールなので酔います(笑)。 
 
●糖分 
 
ブドウに含まれる糖は、主にブドウ糖と果糖であり、発酵を途中で止めて糖分を残したものが甘口ワインになり、完全に発酵をしたものが辛口ワインとなります。 
脳のエネルギー源はブドウ糖に頼っています。 
 
●有機酸類 
 
酒石酸・リンゴ酸・クエン酸・コハク酸・乳酸・酢酸・グルコン酸・グルクロン酸(貴腐ワイン)・プロピオン酸(腐敗ワイン) など〜。 
ワインの味の酸味はこれらの有機酸が関係しています。 
 
●ミネラル分 
 
ミネラル分は、ブドウ果実から由来するカリウム、ナトリウムなどがあり、ワインがアルカリ性食品と言われる根拠にもなっています。 
 
カリウム⇒ ナトリウムと拮抗して血圧を下げます。 
マグネシウム⇒ 神経と筋肉が効果的に機能するのに欠かすことができません。 
鉄分⇒ 貧血防止、ヘモグロビンの材料です。 
 
 
●ポリフェノール<(◎o◎)健康ブームの一因にもなった注目の成分> 
 
ポリフェノールは、赤い色素のアントシアニンと渋みのタンニンなどの総称で、赤ワインに多く含まれています。抗酸化作用が多く、高血圧や動脈硬化の予防に効果があると、近年注目を浴びています。 
 
 
★風邪をひいたらホットワイン 
 
フランスでは、風邪をひいたらホットワインを飲むそうです。ワインを弱火で沸かして、(※アルコールを完全にとばしてしまわないこと)煮立ったら、ハチミツや砂糖、お好みのスパイスを入れて飲むそうです。身体がしんから温まります。日本の卵酒のようですね。 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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   ワインは人間と似たようなものだ。どこまで評価出来るのか、または
   侮って良いのか。愛することが出来るのか、憎んで良いのか。
   知ることが出来ない。・・・(シャルル・ボードレール)
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■ワインと料理 “ワインに合わない料理はない”


 
ワインに絶対合わない料理はないと言われています。 
 
よく言われるのが、「魚料理に白ワイン、肉料理に赤ワイン」。 
確かに、肉料理などの濃厚な料理にはコクのある赤ワイン、淡白な料理にはサッパリとした白ワインが合っているかもしれませんが、この料理にこのワインというルールはありません。 
 
“好きな料理を好きなワインで楽しめたらよいのではないでしょうか” 
 
でも、その場の料理にぴったりと合った美味しいワインがあれば最高♪ 
一般的には次のように言われています。 
 
 
●白ワイン 
爽やかですっきりとした口あたりの白ワインは、軽快な酸味が素材の風味を引き立ててくれます♪ 
 
<相性の良い素材や料理> 
穀物、パスタ、野菜、キノコ、淡白な白身魚、海鮮料理、ハーブを使った料理、オリーブオイルを使った料理、刺身、オードブル、デザート、フルーツ 
 
 
●赤ワイン 
食感のある肉料理とワインのコクが料理を一層おいしくしてくれます♪ 
 
<相性の良い素材や料理> 
肉料理、スパイスのきいた肉料理、トマト料理、クリーミーなチーズ、すき焼き   
 
 
●ロゼワイン 
和食から魚・肉料理まで幅広く合うのがロゼワイン♪ 
赤と白の両方の性質も持ち、爽やかで心地良い酸味、ほのかな甘味とコクは料理を選びません。特に中華にはよく合うようです。 
 
<相性の良い素材や料理> 
料理全般、特に中華料理やチリソースなどを使ったスパイシーな料理におすすめ。 
 
 
『和食にワイン』 
 
え?和食にワインなんてミスマッチじゃないの〜? 
なんてことはありません。(^.^)b  
実は和食にワインという人が最近増えています。 
寿司や天ぷらには「辛口」の白ワイン、 
刺身や生がきなどの素材の持ち味をいかした料理には、「中辛」の白ワインが、 
すき焼きにはロゼや赤ワインが合うようです。 
 
もちろん、この料理にはこのワインといった決まりはないので、参考までにということ。 
ワインとどの料理を組み合わせるとおいしいか、楽しいかを自分で発見するのが楽しいのです。 
 
 
★毎月20日はワインの日 
 
毎月20日は、(社)日本ソムリエ協会が決めたワインの日です。 
フランス語で「ワイン」と「20」がともに「ヴァン」と言うことから。 
「ヴァン」を「バン」とかけ「ワインをバンバン飲みましょう」とキャンペーンしていますが、飲みすぎは禁物ですね〜。身体に良いのは一日2杯ほどと言われています。 
ワインの日以外は少し控えましょうね・・(^^; 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「ワイン、女性、そして歌を少しも愛さぬ者は、生涯の愚者であろう」
                          (ルター )
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■世界のワイン


 
“よいワインはよいブドウから” 
ワインの味は、9割がブドウの味で決まると言われ、生産地によっても味わいは変わります。同じブドウ品種のワインでもブドウの産地やビンテージ(収穫年)によって味は様々。ですから、ワインはその土地の風土そのものを表しているともいえます。 
 
ワイン醸造用ブドウは、年間平均気温が、10〜20℃の場所が最適で、一年のうちに暑い季節と寒い季節が訪れるような気温のサイクルがある所が適しています。 
 
現在、世界でワインを生産しているのは65ヶ国以上に上りますが、主要生産国は、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ。 
また、アメリカ、アルゼンチン、オーストリア、ニュージーランド、チリなどの「ニューワールド」と呼ばれている地域のワインも、高品質で安価であることから近年人気です。 
 
 
●フランス 
 
ワインの代表的産出国と言ったら、だれもが一番最初にその名をあげるのがフランス。 
ブドウの生育に適した気候と土壌に恵まれた国で、北部の一部を除き、ほぼ全部がワインの産地。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュの三大銘醸地をはじめ、コート・デュ・ローヌ、アルザス、ロワール、プロヴァンス、コルス、ラングドック・ルーション、ジュラ、サヴォワ....あ〜書ききれない〜! 
 
と、全土に広がる数々の有名産地を擁するワイン大国として世界に君臨し続けています。 
 
それだけに、地方によるワインの品質や特徴を守っていくことが必要で、国が定めるワイン法によって、厳しい規制が行われています。 
 
代表的なフランスのワインの生産地はたくさんあります。国が地区に、地区が地域に分かれていて、ううーん!ややこしい!ので、ここでは、三大銘醸地だけのご紹介。 
 
 
◇ボルドー 
 
ワインのことは、何も知らなくても名前だけは聞いたことがあるのでは? 
ボルドーはフランスの南西にある地域で、ワインの生産地としては超有名。ワインのラベルを見て、「Bordeaux」と書いてあれば、ボルドー産のものです。ワインの歴史がローマ時代に始まるボルドーは、世界的な名醸ワインを数多く生み出しています。特に優雅で格調高い味わいの赤ワインは「ワインの女王」とも呼ばれています。 
 
◇ブルゴーニュ 
 
ボルドーとともにフランスを代表する産地。ボルドーが「ワインの女王」なら、ブルゴーニュは「ワインの王」と言ったところ。この地の特徴は、1つの畑に複数の所有者が存在することです。ですから、同一の畑であっても所有者によって、ワインの品質に違いが出てくるのですね。数種のブドウを混ぜてワインをつくるボルドーに対して、ブルゴーニュのワインは、主に単一品種のブドウでつくります。 
 
◇シャンパーニュ 
 
シャンパーニュは、スパークリングワインの代名詞として有名な産地。 
シャンパンを表示するためには、 
・この地方の指定栽培地で収穫されたブドウ(ピノノワール、ピノムニエ、シャルドネ)を使う 
・瓶内で2回目の発酵を行う 
・二次発酵で生じた炭酸ガスを瓶内に封じ込める 
という条件があります。 
シャンパンは、乾杯酒というイメージがありますが、本当は、食前だけではなく、いつでも飲みたい、優雅な気分を味わえるお酒なんです。 
 
 
●イタリア 
 
フランスに勝るワイン大生産国。長靴形に南北に伸びた半島で、気候的、地理的にもブドウ栽培に適した理想的な条件を備えています。その細長い地形からできる気候や土壌の多様性から品種も多種にわたるのが特徴。年間の生産量、輸出量とも常にフランスとトップの座を競い合っています。バラエティに富んだワインが多く、選ぶ楽しさがあります。以前は、ほとんど赤が占めていましたが、今は白も人気で比率は半々に近づいています。 
 
◇ピエモンテ 
 
多くの銘酒を生んでいます。イタリアを代表する赤ワイン「バローロ」が生まれた地。バローロは、「ワインの王であり、王のワイン」であると称されている銘酒です。 
 
◇ヴェネト 
 
北イタリアの代表的ワイン産地。中心都市はヴェローナで、ロミオとジュリエットの舞台となった地で有名。イタリアを代表する「ヴァルポリツェラ」「ソアーヴェ」「バルドリーノ」といった世界的に知られている赤ワイン、白ワインがあります。 
 
◇トスカナ 
 
フィレンチェ近郊に産する「キャンティ」はイタリアの代名詞ともいえる有名なワイン。 
ここの赤ワインは深い味わいの素晴らしい赤ワインとして世界の評価が高いです。 
 
※この他にも有名な産地はたくさんあります。 
 
 
●ドイツ 
 
ビールとともに優れたワインの生産地としても知られるドイツ。ヨーロッパの他の主要生産国と比較すると多いとはいえませんが、北国ならではの優良なワインをつくり出しています。ドイツでは白ワインの生産が多く、赤ワインはあまり評価されていないようで、その生産量の約8割が白ワインです。冷涼な気候のためフレッシュでフルーティな風味のワインがつくられています。 
 
全13の指定栽培地域名がありますがここでは割愛。 
 
◇モーゼル・ザール・ルーヴァー 
 
モーゼル河、ザール河、ルーヴァー河の3つの河がつくりだす、美しい渓谷と豊かな川の流れが生み出すワインの地です。ドイツワインの銘醸地のひとつで生産量の90%以上を白ワインが占めています。一般に華やかでフルーティーな香りと繊細な酸味が日本人好みで人気があります。代表的なワインに黒猫のラベル「ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ」などがあります。 
 
◇ラインガウ 
 
冷涼なドイツのワイン生産地の中では珍しく太陽の恵みをたっぷり受けている地域。モーゼルワインと同じ白が主ですが、モーゼルに比べ、果実味が豊かで酸味がとても力強い。コクのある白が特徴。 
 
◇ラインヘッセン 
 
現在ドイツに最大栽培面積があり、地域によって土壌も異なるため品種も様々です。果実風味豊かで、まろやかな味わいのワインが多く生産されます。特にこの地域はリースリング、シルヴァーナー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナーの4種類のブドウを組み合わせてつくられる甘口の白ワイン「リープフラウミルヒ(聖母の乳)」発祥の地として有名。 
 
 
●スペイン 
 
「情熱の国」スペイン。太陽と闘牛、フラメンコそしてワイン!フランス、イタリアにつぐワインの生産国です。国内の生産量でいうと「ドン・キホーテ」の舞台で有名なラマンチャ地方の白ワインにリオハ地方の赤ワイン。有名なのは、世界的なシェリー生産のメッカ、アンダルシア地方のヘレス地区、スペインのシャンパンといわれる優良なスパークリングワイン「カバ」を産出するカタルーニャ地方があげられます。 
 
◇リオハ 
 
赤ワインが全体の生産量の約4分の3を占めます。長期熟成されるものが多く、中には10年以上熟成されるものもあります。品質管理が割合穏かなスペインの中で、リオハは厳格な基準により管理され安定した高品質のワインをつくりだしています。 
 
◇カタルーニャ 
 
穏かな気候と美しい自然に恵まれた地。リオハとともにスペインを代表する産地。 
「カバ」と呼ばれるスパークリングワインの生産地として有名です。カバは、フランスのシャンパーニュと同じ方法でつくられる高品質のワインですが、シャンパンよりもお手頃価格で飲むことができ、高品質&手頃な価格ということで人気があります。この地は、カバをはじめフレッシュな味わいの白ワインが多くつくられています。 
 
◇アンダルシア 
 
スペインの最南端に位置する地域で、有名なシェリー酒の発祥の地。国内で消費されるより世界に輸入される量が多いのが特徴。 
 
★シェリー 
 
シェリーはワインを造る際に使ったブドウを再利用してつくられたもので、ブランデーなどを添加して、アルコール度数を高めた「酒精強化ワイン」です。 
元々はイギリス人が輸送に耐えるようにとブランデーで強化しようとしたところ、失敗して産膜酵母(発酵中に生じるワインの表面に張るカビのような白い膜)が繁殖。ところがこれによって生じる風味が人々に好まれ、以後、不動の地位を築いたのです。失敗は成功の元? 
シェリーの名前は、シェリーの産地であるアンダルシア地方の南西に位置する「ヘレス」という町の名前がなまって「シェリー」になったと言われています。 
 
※この他にも有名な産地はたくさんあります。 
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「良きホック(ワイン)を飲めば医者知らず」
                (イギリスの諺)
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■日本のワイン


 
ブドウは温暖な気候を好んで生育する植物で、世界中に分布していますが、よいワインをつくるブドウは条件が限られてきます。世界の有名ワイン産地は平均年間気温が10℃から20℃の間の、夏に充分な日照が保証されるような地域に集まっています。また、多雨多湿は適さず、水はけのよい地形や土壌が求められます。 
 
日本でワインづくりが始まったのは、明治時代に入ってからです。 
ヨーロッパ諸国に比べ、夏の湿度が高く、秋は雨が多いので、風土的にワイン用のブドウ栽培には適さず難しいと言われていましたが、新品種の育成や栽培方法を工夫し、独自の豊かなワインが生まれました。 
 
国産ワイン発祥の地・山梨県を始め、北海道、山形県、長野県など全国各地で、上質ワインが生産されています。 
 
それぞれの地域により、気候や土壌条件も違うので、国産ワインの特徴を全般的に語るのは難しいのですが、国産のワインは、日本で生まれたものであるので、日本人の味覚にピッタリな素晴らしいワインが多くあります。
 
 
  ▽ワイン名言▽
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  「ワインは一つの道徳的、心の素直さを運ぶ物質である」
                       (カント)
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■ 最近人気のボージョレ・ヌーヴォってなに?


 
<味覚の秋にぴったりなワイン。でも短命> 
 
日本で一番有名なワインのブランドと言ったら、やはり、「ボージョレ・ヌーヴォ」でしょう。全くワインがわからない人でも名前だけは聞いたことがあると思います。 
 
ボージョレ・ヌーヴォは、フランスの有名なワイン産地、ブルゴーニュの南部のボージョレ地方で生まれる赤ワイン(白もありますが赤が多い)の新酒です。 
ヌーヴォは「新しい」という意味なので、字のごとく、ボージョレの新酒です。 
 
ボージョレ・ヌーヴォは、他のボージョレのワインと違い、ブドウを収穫してから出荷まで、約40〜50日という短期間でつくられる若〜いワインです。濃い赤紫で味は軽くてフルーティー、ぐいぐい飲めるのが特徴です。 
 
毎年11月の第3木曜日に出荷発売し、12月10日までに出荷を終えるとフランスのワイン法に定めれれています。 
日本でもこの解禁日を待ちわびている人が大変多くなりました。生産してから数ヶ月が飲み頃の短命なワインですが、新しいうちに飲むので新鮮で果実臭があるので人気です。 
 
 
  ▽ワイン名言▽ 
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  「ワインは常に変わらぬ友、賢明な話相手」 
                  (クーパー) 
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■ワインに関する素朴な疑問 Q&A


 
●「ワインは古いほうがいい?ワインの飲み頃って?」
 
ワインには買ってきたら、すぐに飲んだほうがいいものと、長く置いておいたほうがいいものがあります。一般的な日常消費用のワインは、多くの人が安定した品質で飲めるようにつくられているので、直ぐに飲んだほうがよいといえます。
 
一般的なワインは、白・ロゼワインで、今から〜2、3年くらい。赤ワインで、今から〜5年くらいです。最近話題のボージョレ・ヌーヴォは、短命なワインなので年明け、遅くても翌年3月までには飲むほうがよいとされています。
 
一方、しっかりとしたワイン(ボルドーの赤ワイン特にシャトー、ブルゴーニュの白のグランクリュなどの高級ワイン)は長期熟成タイプなので、長く置いておいたほうがよいといえます。ただし、このような高級ワインの保存は、それなりの保存設備やワインセラーなどが必要になってきます。
 
●「ワインの飲み頃温度は? 」
 
ワインは、温度によって味わいも違ってきます。それぞれの種類による適温を知っておくとよいですね。一般的に、「白は冷やし、赤は室温で」といわれます。でもこの場合の室温とはヨーロッパの室温で、真夏の日本の湿度の高〜い30度ではありません。
 
赤ワインは、15から18℃。ただし、日本の夏場の場合は、軽く冷やしたほうがおいしいと思います。白ワイン、ロゼワインは、ちょっと低く10℃前後です。スパークリングワインではさらに低く5℃くらいが適温です。またワインの格によっても違い、上級ワインは少し高めに、並級のワインは低めがおいしいといわれます。
 
 
●「白ワイン用より赤ワイン用のワイングラスが大きいのはなぜ?」
 
一般的には、白ワインは冷やして飲むので、あまり大きなグラスだと、飲みきれないでいる間にワインの温度が上がってしまうからだと言われています。小さなグラスだと早く飲めるという考えです。赤ワイン用が大きいのは、赤ワインをたっぷり入れ、空気に触れさせることで香りをたてる必要があるからです。グラスについては、どのようなグラスが良いという説はいろいろありますが、自分が持っていて「いいな」という大きさ、口にして快適な厚みであればどんなデザインでもよいと思います。
 
 
●「ワインはなぜコルク栓なの? 」
 
最近は、安いワインだと金属キャップのものもありますが、ワインにはコルク栓が最適です。ワインは空気を断ち長く熟成させると、風味が向上するお酒なので、気密性があり、腐敗に対する抵抗性も強い自然素材のコルクがぴったりなのです。ワインの栓にコルクが使われるようになったのは、17世紀で、それまでは木の栓や油に浸した布などが使われていたので、コルクほどの気密性はありませんでした。
コルクは乾燥させないこと、ワインは横にしてコルク栓がワインで湿った状態にして保存することが大切です。
 
★コルク栓の上手な抜き方
 
オープナーをコルク栓の中央に真っすぐねじ込むことです。T字のスクリューなら、コルクとスクリューの先端が直角になるようにすると上手に抜けます。
 
 
●「ワインに沈殿物が沈んでいるのですが・・・」
 
ワインのオリ(沈殿物)です。ワインを長く熟成させたり、冷蔵庫の中に長く保存するとキラキラした結晶のようなものがオリ(沈殿物)として沈んでいることがあります。ブドウに含まれている酒石酸がカリウムと結合して結晶したもので、酒石と呼ばれています。体には無害ですが、オリと一緒に飲んでしまうと、せっかくの味わいも半減してしまいます。そのためグラスに注ぐ時は、ワイン瓶の底にオリを残すようにして注ぐか、デキャンタージュ(移しかえ)を行うのです。
 
★デキャンタージュ(移しかえ)
 
ワインをデキャンターというガラスの空ボトルに移しかえる操作です。10〜20年以上の長熟の赤ワインに行いますが、白ワインでも熟成タイプのものはデキャントしたほうがおいしく飲めます。デキャンタージュには、オリを除くのと同時に、香りを呼び覚ます目的があります。家庭であれば、専用のボトルでなくても、ガラスボウルやガラスのポットなどで代用しても構いません。
 
 
●「ワインは必ず横に寝かせないとだめ?」
 
よくワインは、横に寝かせて保存するのがよいといわれます。これは、横にすることによってコルクに湿り気を与え、気密性を保つためです。しかし、立てておいてもすぐにコルク栓がすぐに乾燥することはないので、近いうちに飲んでしまうワインなら立てておいても支障はないと思います。
 
 
●「ワインを注文する場合の料理とワインの価格のバランスは?」
 
高〜いコース料理を食べにいくと、ワインリストをソムリエから渡され・・見ると、いろいろな産地や醸造元、価格などが横文字で記されていて、???目がチカチカしたことがありませんか?
いくらぐらいの価格にするかは、大体の目安ですが一人分の食事の値段を標準にします。1万円のコースなら、7000円〜1万円のワイン1本か、5000円前後のハーフボトル(赤と白)を1本ずつといった感じです。選ぶワインの種類に迷ったら、知ったかぶらないで、遠慮なくソムリエに相談しましょう。
 
★ソムリエ
ソムリエはワインに関する知識を持ち、仕入れや管理、お客様にワインに関するアドバイスをする専門家です。世界中に何千種類とあるかわからないワインです。何がよいのかわからないときは遠慮なく相談しましょう。予算や料理、目的に応じて最良のワインをセレクトしてくれます。その際「今日は誕生なんです」「甘いワインが好きです」など好みや目的を言うとそれに合ったワインを選んでくれますよ。
 
 
●「よく耳にするヴィンテージ(収穫年度)って何?」
 
ヴィンテージ(収穫年度)は、ブドウ果実の収穫年、ワインの生産年をいい、飲み頃の違いを知る目安になります。高級ワイン造りの歴史の古いフランス、イタリア、ドイツなどのワインの名醸地では、一般的なワインとは別にヴィンテージ(収穫年度)を記すことが義務づけられています。
 
★ヴィンテージチャート表
 
ヴィンテージとは、ブドウの収穫年を示す言葉で、その収穫年ごとのブドウの質の善し悪しを点数にしたものが、政府機関や酒商などが発表するヴィンテージ・チャート(表)です。多くの人がその年が、天候に恵まれ、ブドウの出来の良い年かを気にして、ヴィンテージチャート表の評価の高いワインを買おうとします。
 
『良いヴィンテージでないとおいしくないの?』
 
”良いブドウが採れた年はワインもおいしい”。まぁ...そうですが、良い悪いという言い方が誤解を招きますよね。良い悪いというのは、ブドウの出来であって、ワインの出来の良し悪しではないことに注意したいです。
 
天候に生まれ良く熟したブドウからつくられた赤ワインは、濃厚な味のワイルドなワインに仕上がりますが、年を経て熟成がすすむとまろやかになり味も深みをまします。
すぐ飲めないので飲み頃が長くなり、値段も上がります。反対に葡萄の出来が余り良くないワインはすぐ飲めるワインを意味します。
 
そのワインをいつ飲もうとしているかで、選ぶヴィンテージも違ってきます。
10〜20年後に飲もうとしているなら、ヴィンテージを気にしてもよいと思いますが、時間を置かずに飲むのであれば、必ずしも良い年のワインがいいとは限りません。今は、生産者もヴィンテージによって味に差が生じないよう、最新設備でコントロールしています。
ですので、年によって味が大きく変わるということもなくなったと思います....
 

▽ワイン名言▽
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「一本のワインのボトルの中には、全ての書物にある以上の哲学が存在する」
                       (パストゥール )
 
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ワインというと、特別な日の特別な飲み物のようなイメージがありますが、もっと気軽に楽しく飲んでほしいもの。
 
人間、おいしいものを食べている時が一番幸せ。家族や親しい友人とワイワイ♪
そこにおいしい料理とおいしいワインがあれば、楽しい会話が生まれ、豊かな関係が生まれ、その時間はさらに豊かなものになるでしょう。
それがワインの一番の効用といえるかもしれません。
 
乾杯!
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おしまい