第二章 秋ナスは嫁に食わすな 他|ことわざに見る栄養学

第二章 秋ナスは嫁に食わすな 他

◆「秋ナスは嫁に食わすな」◆全く異なる二つの解釈

ナスは秋になると、種が少なくなり、皮が柔らかく実がひきしまり格別の味となる。そんなうま〜いナスを憎い嫁に食わすのはもったいなーい!という嫁いびりから生まれたことわざ。
逆に秋ナスは体を冷やすので、食べすぎて体を壊しては大変!とか秋のナスは種が少ないので子宝に恵まれなくなっては困るといった解釈もある。秋ナスは格別にウマイからこんなことわざが生まれたんだろうな〜。

φ(..)「秋サバは嫁に食わすな」ということわざもある。これも同じ。秋サバはウマイので嫁に食わすのはもったいな〜い!という解釈と、鮮度が落ちやすくジンマシンになりやすい秋サバを食べるなと嫁の体を気づかう姑の優しさ…はてさてどっち?(^_^;)


◆「夏座敷とカレイは縁側がいい」◆肉がひきしまっている縁がウマイ

今じゃ〜あまり見かけないけど、ムンムンした日本の夏!家の中で一番すごしやすい場所といえば縁側だった。冷た〜い麦茶を飲みながら、うちわ片手に涼む姿をよく見かけたもんだ。
カレイも同じ!一番ウマイ部分が縁側というわけ。縁側ってヒレのつけ根の間のことだよ。カレイは、ヒレをクネクネ動かして泳いでいるから、この部分は肉がひきしまっておいしいんだって。ヒラメにも同じことがいえて、ここには若さを保つといわれるコラーゲンがいっぱい含まれているんだ。


◆「春ジャガを食べすぎると腹が痛くなる」◆原因はソラニンという毒

ジャガイモの芽には、ソラニンという毒が含まれている。このソラニン、普段は少量だけど三月から四月の芽を出す時期になると十倍近くにも増えるそう。腹痛、めまい、ひどくなると意識障害をおこすコワ〜イ毒!太陽に当てるとその毒性がさらに倍増されるそうだ。もちろん芽を取り除けば問題ないけど、昔の人は春のジャガイモを特別に警戒したんだ。

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