あんこう鍋 vs ふぐ鍋

あんこう鍋 vs ふぐ鍋


 
▼ I N D E X
 
>あんこう鍋とふぐ鍋
>第一ラウンド 得意技
>第二ラウンド 可食部対決
>第三ラウンド 味ごのみ〜♪うまさ対決
>番外編鍋以外だっておいしい


 
その土地ならではの素材をおいしく食べるための知恵から生まれた鍋料理。あったか鍋が恋しくなる季節がやって来ました。
●海の幸、山の幸をたっぷり使った鍋料理で体も心もホットになりたいわ〜。
○豪快、贅沢に鍋料理!い〜ねぇ!あんこう鍋やふぐ鍋なんてどうだい?
●ひゃーっ!元気がでそぉ〜。でも食べたことがないわ。どっちがおいしいの?
○よっしゃ!食べに行こう!今日の対決は、あんこう鍋VSふぐ鍋に決まりだぃ!費用はあんさん持ちな。
●!!

あんこう鍋とふぐ鍋

◇あんこう鍋◇
あんこうは、北海道以南、インド太平洋域に広く分布する冷水性の魚。
だし汁に味噌とあわせた肝を入れ煮立て、あんこうの身や好みの野菜を加え、ぐつぐつ煮て食べる。味噌仕立てが多いが醤油仕立てもあり。茨城県水戸地方の冬の代表的な郷土料理。

◇ふぐ鍋◇
日本、韓国、中国で食されているふぐ。
中でも体の真ん中に、まぁ〜るい模様がある“とらふぐ”は、ふぐの中でも最高級。ふぐ鍋は昆布で取っただし汁にふぐのあらや具、野菜を入れ、煮えたところでポン酢にくぐらせパクッと食べる。“ふくちり”“てっちり”とも言われる。山口県の下関が有名。

第一ラウンド 得意技

必殺まるのみ vs しびれ毒


★でっかい口にヌルヌルのグロテスクな姿。化けもんのようなあんこうさんを食したいとは思いませんな〜。(-。-)(ふぐ)

☆魚は見かけじゃないネ!おまえさんは、毒持ちだって言うじゃ〜ないか。(-_-メ)(あんこう)

背鰭の先のヒラヒラした皮を振って、エサと間違えて近づいてきた小魚を大きな口でガバーッとまるのみしてしまうあんこう。今でこそ高級魚のあんこうも一昔前までは値段も非常に安く、釣れても漁師が自分で食べちゃうか、まるのみした魚を目当てに釣っていたかで商品としての価値はあまりなかった。

ところがどっこい!今じゃ〜高級魚として珍重されている。ただし、あんこうを食するのは日本だけだそうな。

一方量が少なく、数万円はするといわれる高級魚ふぐ。
縄文時代の貝塚からも骨が発見されているくらい歴史も古い。しかし、ふぐの毒にあたる者が続出したため、秀吉がふぐ食禁止令を出してしまい、以後ず〜っと明治までふぐ食禁止が続く。

そのふぐ食を解禁したのが日本の初代総理、伊藤博文だ。場所は下関の春帆楼。シケで魚が無く、困った女将が内緒で出したふぐのおいしさに絶賛したのが解禁のきっかけといわれる。「なぜこんなウマイものを禁止するのかーー!」現在も下関は、ふぐ料理で有名。

ただし、ふぐは免許がないと調理できない。くれぐれも自分で釣ったふぐを食べないように…。

●「ふぐは食いたし、命は惜しく」。毒の心配もあるけど美味しく高価。
この怪しげな魅力には勝てないわ〜。

ふぐの勝ち〜。

第二ラウンド 可食部対決

七つ道具 vs プロの技


☆骨以外は食べられるぞ〜(^o^)(あんこう)

★あかん、あかん!食べたらあかん!ふぐ肝!(X_X)(ふぐ)

「アンコウは唇ばかり残るなり」と川柳にも詠われているように、あんこうは、ほとんどの部位が食べられ、捨てるところがない。

きも(肝臓)、とも(鰭)、ぬの(卵巣)、水袋(胃)、えら、肉、皮など“あんこうの七つ道具”とよばれるこれらは、ぜ〜んぶ食べることができる。この七つ道具と野菜を味噌でぐつぐつ煮こんだのがあんこう鍋。まこと無駄の無いお魚でござる。

一方、ふぐ。「ふぐの肝は食べてはいけない」と言われるようにふぐはテトロドキシン(青酸カリよりも毒性が強い)という毒を持つお魚。
ふぐにも種類があって、体中に毒のあるものや内臓だけにしかないものなどいろいろ。ゆえにふぐは、難し〜い試験にパスした有資格者にしか調理できないのだ。希少なうえ、食べられる部位も少なく、おまけに若干の技術料も入るからふぐって高いのだろうな…(-_-)

○熟練した技を要するからこそウマイふぐに勝ちをつけたいな〜。

●だめだめ!無駄なくぜ〜んぶ食べれる経済的なお魚

という点であんこうの勝ち〜。

第三ラウンド 味ごのみ〜♪うまさ対決

味噌仕立て vs ポン酢


★素材の旨味を充分引き立たせるには、あっさりポン酢でいただくがよろし…。やっぱりふぐ鍋でっせ!(^_^)(ふぐ)

☆何を言う!浜の味をいかした味噌仕立て!ワイルドなあんこう鍋こそ鍋の王様だ。(`_´)(あんこう)

あんこう鍋は、一部の地域で“どぶ汁”とも言われ、これは地元漁師が漁の際、船上で食べていた料理が原型となっている。水(だし汁)を使わず、身と野菜、味噌だけで味つけしたちょっと濃い味の料理、これが後、だし汁を使って煮こんだあんこう鍋になったという。

どちらかというとワイルドな味わいの鍋料理だが、醤油仕立てにして上品な味わいを楽しむこともできる。どちらもイケル!

お次はふぐ鍋。“ふくちり”“てっちり”ともいう。“てっ”は鉄砲の鉄。鉄砲と同じくらいふぐの毒も強いという意味からきてる。
昆布で取っただし汁にふぐ、きのこや豆腐、野菜を入れ、煮えたところでワケギやもみじおろしを入れたポン酢にくぐらせ、ひょいっ!パクッ!カニすきやうどんすきのように食べるのだ。

ふぐは、脂肪が少ないのであっさりとした味。このあっさり味にポン酢のさっぱり味が効いて最高にウマイ!

●あんこうってブヨブヨでグロテスクな姿だけど、食べると以外にあっさりしてる。
ぷりぷりした皮やさまざまな部位からのエキスがしみ出していて味も格別!あんこう鍋の勝ちにしましょう。

○素材そのもののうまさを楽しむなら、シンプルなすき鍋だよ。
ホネ付き肉のエキス分がうまみの秘密!ふぐ鍋の方が好きだな〜。

●ううん勝負つかず…。

番外編 鍋以外だっておいしい

あん肝 vs ふぐ雑炊

☆へへん!フォアグラよりうまいあん肝!(^∧^)(あんこう)
★鍋のあとの雑炊は格別!p(^^)q(ふぐ)

あんこうの肝臓“あんきも”は、有名な珍味。あんこうの肝臓の表の汚れを取り除き、蒸して冷却したもので世界三大珍味に勝るとも劣らぬ味とファン多し。お酒にぴったり。

あっさりしているのになんとも言えないおいしさのふぐ鍋。この後の雑炊がまた絶品。ごはん、塩、溶き卵を入れてぐつぐつ…。ふぐ鍋の後にこの雑炊を出してくれるお店が多い。お腹いっぱいでも食が進むから不思議。

○世界三大珍味に匹敵するあん肝!番外編バラエティ度はあんこうの勝ち〜。

●ところで今回の対決結果 は?
○今までの結果をみると若干あんこうが優勢?でもこってり派のあんこう鍋にあっさり派のふぐ鍋。好みにもよるな〜。

●そうね…それぞれに違った魅力があるから、今回の勝負は引き分けとしましょうか。


**こぼれ話**

○ところで気になる値段…いくらかかったんだい?(^。^)
●しっ…ここではお店の名前や値段は言えないわ。(^_^;))

○そういえば通販のふぐ鍋セット4〜5人前で9800円〜っていうのを見たことあるぞ。あんこう鍋は1人前4000円ってなってたな〜。どこの店かは忘れたけど。('o')

●あら、友達はお店でふぐ鍋を13000円で食べたって言ってたわ。でもランチライムで2000円代で食べたって情報もあるのよ。(-.-)

○幅があるな〜。セットになっているものによって値段も変わってくるから、あんこうやふぐそのものの値段はわからないよね。旅館のプランに組み込まれているとサービス料も含まれるからなおさらだ。(×.×)

●そこならではのオリジナルなメニューやサービスもあるから値段だけ見て鍋のおいしさは判断できないわ。雑誌のようにおいしい店、おいしくない店なんて評価してはいけないのよ。(*o☆)\バキッ

○そのとおり(^O^)yみんなはどっちが好き?