イチゴ(苺)の秘密

イチゴ(苺)の秘密


 
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いちごのショートケーキ、いちごパフェ、いちご大福、いちごジャム。
もちろん、そのまま食べても美味しい私は、みんなの人気者い・ち・ご。
 
普段何気なく食べているけど、この体には美味しい秘密がいっぱい隠されているの。
今日は、その私の美味し〜い秘密をお・し・え・て・あ・げ・る。

苺の出生の秘密

私は「いちご」。バラ科の植物です。
仲間は世界に約25種いると言われています。
今、栽培されている私のご先祖様は、18世紀末に、アメリカの野生種いちごがヨーロッパに伝わり、交配などの改良によりできた大粒のオランダいちごというものなの。

このオランダいちご、日本に伝わったのは、江戸末期で、オランダ船で長崎にやって来たの。そして、明治の初期、福羽(ふくば)博士という人が、フランスから入ってきた品種を改良して、現在ある品種の親となったんです。

甘さの秘密

ちょっと酸っぱい?でもとっても甘いでしょっ♪
私の中には、ブドウ糖、加糖、ショ糖など、たくさんの糖分が含まれてるの。私の甘さは、自然の中で育まれたこれら三つの糖が合わさったものなのよね。糖分はあるけど、低カロリーだから、たくさん食べても太らないわよ。

苺の品種いろいろ

「一番、甘い品種を教えて!」って?

いちごの世界は、新旧交代が激しく、毎年のように新品種が登場しているのよね〜

知ってた?
糖度は、昼夜の温度差によって変わってくるのよ。だから、同じ品種でも自然条件や管理によって甘さが左右されるので、一概に比較はできないの。
とはいっても、品種によって、色、香り、甘さなどの特徴があるわ。主なものをあげてみるわね。
いちごの品種
 〜天下をニ分する 西の「とよのか」東の「女峰」〜
 
●女峰(にょほう)
東日本で多く栽培され、西の「とよのか」と天下をニ分しています。とっても甘くて酸味も適度にあるから人気があります。色が鮮やかで形も良いからデザートやケーキの飾りなどに多く使われているの。
でも、最近は「とちおとめ」に人気を奪われそう・・。

●とよのか
形が円すい形の大粒いちごです。糖度が高く、ほどよい酸味、フルーティーなコクと香りがあります。ジューシーなので生食用として人気があるわ。以前は市場の主流だったけど、最近はちょっと減少・・。

●とちおとめ
大粒でジューシー!とっても甘くて酸味が少ないの。鮮やかな紅色で日持ちもするから人気上昇中。「女峰」に代わる主要品種になるものとして期待されています。

●さちのか
濃い紅色の大きめのイチゴで、濃厚でコクがあるのが特徴。酸味が少ないので、甘いイチゴが好きな方におすすめ。幸あれ♪という意味をこめて、「さちのか」と名付けられたの。現在急速に普及が進んでいます。

●はるのか
色は鮮赤色ですが、果肉はあまり色づきません。甘みは強く、酸味はやや少ないほうかな。果肉は柔らかいけれど、表面は丈夫なので輸送性に優れています。

●章姫(あきひめ)
実は大ぶりで艶やかな赤でとっても美味しそう!甘みはいちごの中でもトップを争うかも。誰にでも好まれ、特に冬の間の甘みは強いそう。

●アイベリー
いちごの王様とも言われています。王様だけあって、サイズはいちごの中で一番大きく、色、形、味、香りも最高級。お値段も最高級(^^;
開発された所が「愛知県」なので「愛」をとって愛(アイベリー)と名付けられたのですが、「愛」が付くので贈り物として人気があります。

●麗紅(れいこう)
甘みも酸味も強いのが特徴です。大粒で、つやもあり、香りも高いので近年栽培量が増えています。

*他にもたくさんの品種があって、ニューフェイスも続々登場しています
*昔は、出荷時期の早いものや甘みの強いものが人気だったけど、最近は、甘さ、酸味、香りのバランスのとれたものが好まれているよう。みなさんは、どの品種がお好み?

苺の食べごろ

私は、春から初夏の果物なんだけど、今は栽培技術の進歩や品種改良によって一年中お店に出回っています。
食べものに季節感を感じなくなってしまうのは、ちょっと残念だけど、年中みなさんに愛されるのはとってもウレシイわ。
出荷のピークは12月〜4月だけど、ハウスもののピークは1〜2月となってます。輸入ものは6〜10月に多く出回るなど、ねっ!通年食べることができちゃうでしょ?

■美容に最適

レモンやキウィほどではないけれど、私はビタミンCの宝庫なの。

一日に必要なビタミンCをレモンで摂るとしたら、2.5個。酸っぱくてちょっと嫌になるけど、私だったら5〜6粒食べればすんじゃうの。お得でしょ。

ビタミンCの効能、それは風邪予防。ビタミンCは粘膜の抵抗力を強くして、風邪を予防し、治りやすくしてくれるの。季節のかわりめは風邪をひきやすいから私をたくさん食べてね。

そうそう、これが肝心!
なんといっても私は美容効果抜群の果物なの。
ビタミンCはメラニン色素の生成を阻害してくれる働きがあるから、しみ、そばかす、肌の老化が気になる人には最適。しかも他の果物と比べて低カロリーだから、ダイエット中の女性にも愛されています。
いちごで美容ネ♪

「たくさん食べるほど美容効果はあがる?」って?

大粒のものなら5〜6粒で、成人1日のビタミンC所要量がまかなえちゃいますが、残念ながら、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、過剰に摂った分は尿に溶けて外に排泄されてしまいます。ビタミンをたくさん摂りたいからと言って、必要以上に摂っても無駄なのよ〜 。
美容効果に風邪予防、この他にも私には、便秘予防の効能もあります。私の中に含まれているペクチンなどの食物繊維が腸の働きを活発にしてくれ、便秘を予防してくれるの。
う〜ん・・出ない・・(×.×)と思ったら、ヨーグルトにまぜて食べると一層効果的。

そうそう、もうひとつ。愛煙家のみなさんに!
タバコを1本吸うと、ビタミンCは25ミリグラムも破壊されてしまうの。だから、たばこを良く吸う人は、私をいっぱい食べてね。

苺の選び方

買うときのポイントね。形がくずれていない、つやのあるものを選んでね。ヘタもくた〜っとしておらず、ピン!とはっているもが新鮮です。
そうそう!パック詰めのものを選ぶときって、表だけ見て選んでいない?だめだめ!底もきちんと見てね。表はキレイないちごだけど、底を見たら、つぶれて痛んでいた・・なんてことが結構あるのよ。そして買ったら、なるべく早めに食べてね。少なくても3日以内には食べてほしいわ。
冷蔵庫で保存するときは、へたはつけたままにしてね。へたをとると、そこから水分が蒸発してしまい、痛みやすくなってしまうの。そして、冷蔵庫の中で鮮度を保つためには水洗いをしないことが大切。洗ったり、水につけると腐敗の原因になりやすいので、洗うのは食べる直前にね。

(*^-^*) 生で食べるのが一番美味しいけれど、時にはこんなふうに・・。

●簡単!いちごシャーベット
ボールにいちごを入れ、へら等で適当につぶします。
お次は、牛乳と砂糖を適当な量いれて混ぜ!混ぜ!(いちご1パックに牛乳1カップくらい)型に入れて冷凍庫に入れて固まったらできあがり♪
キレイなピンク色のいちごシャーベットができちゃいます。
レモン汁を加えると美味♪ホイップクリームを入れるとアイスクリームのようにコクがでます。

●簡単!いちごみるく
いちごをスプーンでつぶして、汁ごと牛乳とまぜるだけ。
(いちご100グラムに牛乳100cc砂糖大さじ2) 他には冷凍いちごを半解凍状態で牛乳をかけてシャリシャリ!
シャーベットのように食べても美味しいです♪

●いちごジャム
ちょっと傷んでるいちごや小ぶりなものはジャムにしちゃいましょう。
・いちご    250グラム
・グラニュー糖 100グラム
・レモン汁   少々

いちごは洗ってヘタをとり、ホーロー鍋にに入れて、フォークやへら等でつぶします。
まもなく、いちごの水分が出てくるので、砂糖を加えて中火でぐつぐつ10分。いちごが透き通ってきたら、レモン汁を加えてとろみが出るまで煮る 。はい!できあがり〜
※アルミ鍋だと、果物の酸で酸化してしまいます。ジャム作りはホーロー鍋を使ってね。

苺の花

まっ赤で、大きくて、甘くて、かわいらしくて「果物の女王様」とも言われている私。
みんなに愛されてます。普段の食生活にどんどん取り入れてほしいわ〜♪

お・ま・け
いちごの花、見たことある?
実は赤いけれど、花はとっても可憐な白い花なのです。
花ことばは「幸福な家庭」。
小さな花がたくさんの果実を実らせていく様子を、子供が生まれて発展していく家族にたとえて、「幸福な家庭」という花言葉となりました♪


おしまい